塚原学園闘争全面解決
塚原学園の闘争が、平成17年3月、全面解決に至りました。「塚原闘争の歴史(略)」を見て頂ければわかるように、塚原嘉代子元理事長による組合攻撃から約9年、木村先生の解雇からでも約6年、本当に長く厳しい闘いだったと思います。
この間、多数回の団体交渉だけでなく、地労委に対する申立、賃金の裁判、解雇の裁判など、様々な闘いがありました。いずれの闘いも、必ずしも良い結果が出たとは言えず、とても苦しいものだったと思います。しかし、先生方は、学校を再生・再建するという固い信念を持ち、あきらめることなく最後まで闘い抜きました。その結果が、今回の和解という解決に結び付いたのだと思います。
私は、闘いの途中から、裁判の一部に係わっただけですので、余りお力にはなれませんでした。しかし、今回の闘いでは、貴重な経験をさせて頂き、私自身にとって今後の糧になると思っています。
いずれにしても、職場復帰する先生方は、これからが勝負だと思います。これまでの闘いの経験を活かし、また、これまでの信念を曲げることなく、生徒のための教育を目指して頂きたいと思います。
弁護士 相 馬 弘 昭
(しらかば 2005.7) |