事務所ニュースしらかば

しらかば 第120

≪巻頭言≫
≪コラム(握手)≫

 

≪巻頭言≫

あたたかい、すわこ文化村へのご招待

あなたは、
①なんでも話せる人が一人もいませんか      
②お一人でお住まいですか              
③お一人で食事を取ることがよくありますか    
④一日中誰とも口を訊かないことがありますか  
⑤お店に入って黙ったまま出ることがありますか
⑥家族に迷惑をかけたくないと思いますか
⑦私も「無縁死」「孤独死」かなと思いますか
⑧寂しいと思うことがよくありますか
⑨死にたいと思うことがありますか

 NHKテレビで、昨年1月に「無縁社会」が放送されましたが、若い世代を中心に3万通余も寄せられた大反響に後押しされて、「無縁死するかも 30代の叫び」「消えた高齢者」「どうする 無縁社会」など丸1年をかけた大特集となりました。
                         ◆
 私が代表理事、所員のMさんを始めとする魅力的な3名の女性が理事となって、「すわこ文化村」を立ち上げて2年近く。昨年11月までに映画会・お芝居・コンサート・文化祭など、感動溢れ、繋がり合い、こころ温かくなる大中小さまざまな企画を14回行い、延べ1025名が参加され、お仲間を意味する村民(むらびと)も56名となり、村民同士の親睦会やつどいも行っています。なかでも最近行った「あたたかいつながり文化祭」は、セミプロから自己流、観るだけの人まで70名が一律300円の会費で参加して大いに盛り上がり、皆「立ち去りがたい気持ちにな」りました。

 理事としては参加者の中からいろいろなグループが出来ることをサポートするつもりですが、私の故郷新潟=中越大震災から立ち上がる映画「1000年の山古志」の上映運動に取り組む中で、団塊の世代などなんと会員34名による「諏訪にいがた県人会」が発足、既に懇親会を3回行い、この2月には、バスを借り切って大挙して故郷十日町の雪祭りに出かけます。こんなことやっていますから、私自身もう楽しくて楽しくて。どちらかというと根暗で、冒頭の質問にいくつも○を付けそうだった私が、大きく変わり始めていることにびっくり。

 毎回の企画は、おかげさまで、地元各紙から大きく紹介していただいていて、いつも初めてお目にかかる方が半数近くおられます。なにはともあれ、あなたも一度足を運んでみませんか。お気軽にどうぞ。また、遠方にお住まいのかたは、地元で「文化村」を立ち上げてみるのもいいですよ。サポートします(Webでは、「すわこ文化村」と検索してみて下さいね)。

毛 利 正 道(弁護士)

 

≪コラム(握手)≫

 今年の7月24日、「今まで見ていたテレビが突然映らなくなる恐れがある」とのことだ。いわゆる「アナログテレビ放送終了」である。
 アナログ放送を見ていると画面の上下に黒い帯が入り、「アナログ」「地デジへの移行はお早めに」などのメッセージが常時映しだされている。目障りでしょうがない。
 「地デジ(地上デジタル)化」キャンペーンでは、「データ放送、双方向サービスなど便利な機能がたくさん」と言っているが、どのくらいの人が使いこなせるか疑問だ。「今まで通りのアナログ放送で充分」という人も多いはず。とはいえ、テレビが見られなくなるのは困るので、結局は自己負担で地デジ対応テレビを買うしかない。最近は一世帯に複数台のテレビがあることも珍しくない。すべて自己負担で買い換えろと言うことか。
 「地デジ対応チューナー(価格5000円前後)を付ければいい」との話はある。しかし、それでは地デジのメリットは全くなく、アナログ放送と変わらない。
 このままでは数百万人規模の、テレビの視聴が出来ない「テレビ難民」が発生するとの試算もある。全世帯の環境が整うまで、アナログ放送の停止を延期すべきではないか。

 

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