事務所ニュースしらかば

しらかば 第86号

≪あいさつ≫あけましておめでとうございます
≪コラム(握手)≫

 

≪あいさつ≫あけましておめでとうございます

 小泉首相の先の国会のテロ報復戦争参加法の審理での憲法無視の答弁、「憲法前文と九条の間のすきまがある」「憲法そのものも国際常識に合わないところがある」との憲法憎しの発言には怒りを覚えます。 憲法の遵守の義務をもっとも厳しく負うのが首相です(憲法九九条)。
 憲法前文は、自国の利益のみにとらわれ、侵略戦争を起こした反省にたって恒久平和の理念を掲げたものです。九条は、この前文の精神にたって、戦争を放棄 し、武力の行使、武力による威嚇を禁止したのであり、前文とは一体であります。国際常識に合わないということはありません。 このような発言をする首相の 存在は、改憲論者を勢いづけております。
 衆議院憲法調査会では、自民・公明・民主・自由の各党議員が、「小泉総理も言っているように・・・」との枕詞(まくらことば)をつけての、集団的自衛権 を憲法に明記する主張が相次ぎました。11月16日の自民・民主・公明・自由各党の議員が参加した「憲法調査推進議員連盟」の総会では、通常国会に憲法改 正国民投票法案を提出することを確認しています。
法案を取りまとめたある議員は、「幅広く議員に声をかけるが、共産党さんは無理だ。がんこに守れといっているから」。と言っています。
 しかし、世論調査では、「憲法九条を、守るべきだ」の声が多数になっています。がんこに守れは、国民の声です。
 今、有事立法の動きがでています。今年も憲法を守る闘いがますます重要になってきます。皆さんと共に憲法を守る闘いを発展させ、テロも戦争もない国際社会の実現のため共に闘いましょう。 

 

≪コラム(握手)≫

 とても読書家とは言えない私ですが、なぜかドストエフスキーにハマり、全作制覇を目指し奮闘中です。作者自身のシベリア流刑の経験を書いた『死の家の記 録』はかなり陰鬱で難解な作品ですが、囚人の姿から浮かび上がる「人間の本質」にはハッとさせられるものがありました。/「例えば、土の山を一つの場所か ら他の場所に移し、またそれを元の場所に戻す。その作業を延々と繰り返す。そんな(無益な)労働を続けていたらどんな極悪非道な囚人でも首を吊ってしまう だろう」・・・人間が生きていく為には自分が何かの役に立っているという手応え、何かを成し遂げたという実感が不可欠であると語った一文です。/完全失業 率5・3%、その上大手企業で30万人のリストラ計画をしている現在の日本、やりがいを感じる以前にその場所さえも奪われています。経済的なダメージはも ちろんですが、自分という存在を活かす手段を奪われることはまさに「人間の生殺し」。/同じくドストエフスキー『罪と罰』の中でとある退職官吏は語ります 「人間、行き場がなくなったらやりきれません」と。これ以上「行き場のない人々」を増やしてはなりません。2002年、一人一人を活かせる、生かせる社会 を目指して力強いスタートを!!

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