事務所ニュースしらかば

しらかば 第90号

≪あいさつ≫暖かいヒューマンネットワークを
≪コラム(握手)≫

 

≪あいさつ≫暖かいヒューマンネットワークを

「我々は、一致団結し力を合わせ、共産党と結託した敵陣営がもたらす暗黒の県政を阻止し」
 県知事選で、密室勢力のこの締め付けに県民地震が矢面にたって闘いそして圧勝したことにより、長野県民は自分たちが立ち上がって手をつなげば政治を変えられることを身をもって確信した。
 49回の「加害被害少年犯罪からみた子育てキーワード」講演のなかで、今はととも寂しく厳しい時代だけれど、子どもも大人も地域・家庭・学園で「目を見て対話」していけば必ずこれを乗り越えられることを学んだ。
 アフガン攻撃必要かと思っていた2年生が、大学祭で一人で223人分の反対署名を集め、卒業式の「君が代」がおかしいと思いながら抵抗できなかった高校生が「平和の語り部になりたい」と名乗りをあげた。ともに「信州からPEACEネット」に入るなかで。
 昨年9月の日朝共同宣言で、「対話によって解決し、互いの安全を脅かす行動をとらない」と約束し、かつ、拉致問題についてあの金正日が予想を越えてこれを認め謝罪した。これも一年余りの水面下の対話があったればこそである。
 私たちは、今、家庭・地域から国政・世界まで、対話を柱にした暖かいヒューマンネットワークを築くことによって変えていける時代に立った。寂しいく厳しい時代だが、寂しさを乗り越える中で厳しさをも乗り越える力を必ずや身につけていくだろう。

 

≪コラム(握手)≫

 昨年12月5日下諏訪ダム訴訟原告団の祝勝会(訴訟は取下げられましたが、脱ダムにより実質勝利)兼忘年会がありました。
 この訴訟の中心となったのは、一〇数年前、下諏訪に、ゴルフ場が計画された時、これに反対し中止させた、環境を保護し自然を愛する人々でした。
 12月10日、関東弁護士連合会と長野県弁護士会主催で『ダム政策転換の世紀in長野』が行われ、田中知事も挨拶しました。この日、熊本県知事は、荒瀬ダムの撤去(廃ダム)を、発表しました。
 一昨年2月、田中長野県知事は、「日本の背骨に位置し、数多の水源を擁する長野県」の知事として「『脱ダム宣言』」を発表しました。「自然はすべて人間 がコントロールできる」という価値観から「人間が自然をコントロールするには限界があり」「河川や湖沼を初めとする地球環境は、私たちの後世の子孫に残す べき貴重な財産」とする価値観への転換が、進んでいます。
 今年、9月26日、群馬県高崎市で、関東弁護士連合会主催の「ダムシンポ」が予定されています。

信州しらかば法律事務所

HOMEご相談について弁護士費用について事務所のご紹介業務内容取り扱い事件役立つ法律情報署名のコーナーリンク集これまでの事務所ニュース

Copyright (c) 2009 shinshu shirakaba Law firm. All Rights Reserved.